ブルーライトカットレンズの透過率と反射について

こんにちは。今日は店の前が異常に静かで、不思議な感覚に陥っているメガネのハマダ(@meganenohamada)です。

JINS PCのおかけか?「ブルーライトカット」という言葉が一般的に浸透してきて、
ある程度商売がやりやすくなったかな?

と思ってみたり、話が進みやすくなった と思っています。

どちらかというと否定的だったメーカーも各社商品・在庫を抱えるようになりました。

今日は、在庫があるレンズの話をしたいと思います。
ここ最近は、
「NikonよりHOYAの方が透過率は高いらしい。(ブルーライトカットレンズ)」
http://megane-no-hamada.blogspot.jp/2012/08/nikonhoya.html

という記事へのアクセスが多く、関心も高まってきているのだと思いますので、
それに類似する話です。


クリアーレンズ(透明)についてです。染色をすれば、色付きになるのですが、
まあ、それは別の話として、一般的にクリアーレンズとして売られている、ブルーライトカットレンズの話です。

このタイプは、表面のコーティングで、ブルーライトを反射して、結果:ブルーライトを眼に届かないようにするものです。

コーティングの質も、超硬コートにプラスで出しているメーカーもありますし、撥水コート(汚れが拭き取りやすい:今や標準的になりつつある) と組み合わせて出しているメーカーもあります。

ざっくり言えば、そういうことです。


ブルーライトを反射しているので、表面がブルーに光っているのはしょうがないとして、




裏面反射(メガネをかけて、眼のほうの面)が、実際のところどうなの?
というのが、メーカーのこだわりというか、そこが“差”ですよね。

前回の記事では、その辺も踏まえ、HOYAの方がいいよ!というメーカーの主張があった
という記事を書きました。

この辺りは、開発前から分かっていたので、各社販売上の注意ということで、通達はありました。


低価格で提供しているようなメーカーは、撥水コートベースでちょっと濃い目のコーティング
場合によっては、クレームを避けるためか「ブルーミラー」と表記してあります。

まあ、それでも目的は達せられるわけですから、そんなに悪い話ではないのです。
それが裏面反射の話になると、有害光線を反射しているわけですから、眼とレンズの間で起こると、
反射光(有害光線)が目に入りますよ。

というマイナス面もあります。パーセンテージは低いし、大したことはないのですが、理屈上そういう話になります。


もう1社、これはいいなと思ったレンズがあります。
年末に案内が来たばかりですし、ホームページにも記載はないようですが、
昭和光学というメーカーから発売された(コーティングを変えた)レンズです。

前面(表側)は、ブルーライトカットコーティング で、
後面(裏面)は、マルチコート
になっています。

これは、ミラーコートのサングラスレンズ等に使われる手法ですが、
正面から入ってくる光に対しては、透過率を下げ、
裏側から入ってくる反射光等に対しては、透過率を上げる(クリアで見やすくする)
という考え方です。

この方法ですと、心配される裏面反射は、最小限に抑えられ、
正面から入ってくる有害な光線は、カットされる

という、ステキなレンズに仕上がっています。

まだ、表立って販売はしておりませんが、HOYAのレンズとほぼ同価格帯にてご提供できると思います。

準備ができ次第、お知らせいたします。






最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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