眼鏡市場と同じではダメだ・・・・グレードアップすべき!

低価格遠近両用セットを見直そうとしている、
メガネのハマダ(@meganenohamada)です。

眼鏡市場がどうこういう話ではないですけれど、
今ね、眼鏡市場のセット価格が浸透していて、お客様の意識としても
15,750円というのは半ば常識で、予算となっています。

そういう事情もあって、その価格帯で売ることも多いのも事実です。

そして、中身も同じようなものになっているのも事実です。

価格の話はとりあえずおいておいて、今日は中身の話です。

進歩はしているのですが、遠近両用レンズは低価格販売用のエントリークラス。
今の遠近両用レンズ標準を考えると、ちょっと使いづらい、スペック的に劣る。

というような感じです。


そうは言っても、エントリークラスもバージョンアップしておりますので、
買い替えでランクダウンしても逆に使いやすくなってしまうこともあります。


その辺りが単に“購入価格が安くなった”という認識につながっているのでしょう。


まあ、悪くないのでいいのですが、メガネ業界としては、良い物を付けて(使って)もらいたいというのも本音です。


実は、今回ご近所の方にお作りしたのですが、
承ったのは、エントリークラス

しかし、何度もお買い上げいただいていますので、中身を1つ上のレンズに変更しました。

このブログでも紹介したこともあると思いますが、

こういうやつです。

内面(内側)非球面化(簡単に言うと歪みを少なくして見やすくしました)したレンズです。

今やこの方式も幾つものレンズで採用されているもので、数年前に発売されたものでも、使いやすくて好評でした。

大手メーカーは、中身をバージョンアップして販売価格の維持に努めていますが、
同じような作りで価格を抑えているメーカーもございます。

今回は、そのレンズを使っており、今後このレンズを使っていこうと思っております。

理由としては、以下のとおり、

  1. 使いやすい(見やすい)
  2. 納期が早い
  3. 価格は殆ど変わらない
とくに納期が早いのはかなりのメリット。

例えば、当店ですと、中2日で届きます。

最低でも中3日はかかる遠近両用ですので、これは大きなメリットです。


これには理由があって、品質を下げていたり手抜きではありません。

外面(外側)を予め作っておいて、注文が入ってから内面(内側)を作り始めます。
だからこその内面非球面化“新”設計なのです。

メーカー、小売店、お客様それぞれにメリットの有る方式ですので、
個人的には気に入っております。

そんなわけで、価格表を作りなおしていこうと思います。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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